商品を売るのか会員権を売るのか

公開日:  最終更新日:2016/11/24

ネットワークビジネス(MLM)といえば基本的には営業職なのですが、普通の営業とは違う事があります。

それは商品を売るのか、会員権を売るのかって事です。

MLMは会員権を売る営業職

一言で言えば、MLMは会員権を売る営業職といえます。普通の営業職と何ら変わりないじゃんと思うかもしれませんが、商品を売るのと会員権を売るのでは大きな違いがあります。

浸透は必ず終わりを迎える

例えばとある会社が100年持つ完璧な冷蔵庫を開発したとします。それは爆発的なヒットとなり、一家に一台というペースで売れました。

さて、この会社は冷蔵庫のシェアを取れて一生安泰でしょうか。そうではありません。なぜなら世帯に1台冷蔵庫が売れた後は100年間壊れないからです。これ以上浸透のさせようがありません。

だからこそ会社は冷蔵庫が売れている間に次の商品開発に取りかからなければなりません。営業マンは最初は冷蔵庫を売りますがが、次は新商品を売ることになるでしょう。

それに対してMLMはどうでしょうか。MLMの会社は次々と新商品を出しますが、ビジネス会員が売っているのは商品ではなく会員権です。よって、いくら新商品が出ようとも最初から最後までずっと同じ会員権を売り続けなければなりません。上の例でいう冷蔵庫をずっと売り続けないといけないようなものです。

一度会員権が広まってしまうと必ずある段階で頭打ちになってしまいます。その先はどうすれば良いか。会社がより多くの人を取り込めるように更に魅力的な商品を開発していくか、さらなる市場を求めて海外進出などを考えていくより他ありませんね。しかし、どちらにせよいずれ限界が訪れます。

MLMで扱う商品は、会員権という替えが利かないものであり、「人口は有限である」という前提の前にすべてが崩れてしまうのです。だから私はここでハッキリ言っておきますが、MLMに関わったところで全員が金銭的に稼げるようには絶対になりません。

MLMで稼ごうと思ったらタイミングには気をつけよう

MLMでお金を稼ごうと思ったら、参入タイミングには気をつけてください。市場に会員権が浸透していけばいく程、稼ぐのが難しくなります。

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これはアムウェイの公式サイトに載っている会員数の推移です。青色のディストリビューターの数を見てください。ディストリビューターはほぼ70万人いますが、横ばいで推移していますね。横ばいということはすなわち伸びてないということです。

よく考えてみてください。MLMは自分の下から三角形の形で広がっていかなければいけません。ということはすなわち紹介の連鎖がちゃんと起きていかなければだめなのです。

バイナリーの場合は、1段増えるごとに2,4,8,16,32…と会員数が倍になっていきます。総会員数が横ばいでは、とてもじゃないけど三角形にはなりませんね。

本当に大きく稼ごうと思ったら、全国で会員数が1000人未満くらいの段階で参入できるのが理想ですね。少なくとも、総会員数が伸びている市場に参入して戦うべきです。

くれぐれも総会員数が減っているような会社で戦わないようにしてください。

タイミングについては誰もが組織崩壊を恐れて言わない

大きい組織を持ったところは、参入タイミングについては触れないのがほとんどです。それどころか全体の会員数が伸びていないのに今でも紹介の連鎖を続けていけば誰でも稼げるなんてことを言います。

参入タイミングが悪いなんて事を言ってしまうと入会してくれないですし、末端が離脱してしまう恐れもあるからです。良くない風潮ですね。

会員数の伸びを決める商品力

最後に、商品力ですね。これが将来的な会員数の伸びを決めます。ちゃんと競争力がある商品を打ち出しているのであれば、ちゃんと紹介の連鎖が起きていくでしょう。ただ、競合に勝てない商品ならすぐに頭打ちになります。

MLMをやるなら、このあたりの見定めと取り組み方もかなり重要だと思っています。一般企業の出している商品や、他社MLMが出している商品とどう違い、勝てる要素があるのか、もしくは全く新しいオンリーワンな商品なのかなどです。

会社のイメージを良くすることで更に伸びる

また、グループのビジネスに対する取り組み方や教育体制などでも最終的な伸びは大きく変わってくるかと思います。

隅々までしっかりと行き届いたフォロー体制、社会貢献への取り組み、健全な営業などを会員全員が心がけることで、会員数が伸び、全員が潤う形になるかと思います。

タイミングと商品の選定さえ間違わなければMLMは素晴らしいビジネスモデル

タイミングと商品の選定さえ間違わなければ、MLMは素晴らしいビジネスモデルになります。

なぜなら、営業、教育、コミュニケーションスキル、交渉スキル、マーケティングなど、ビジネスに必要な要素に触れ、磨くことができるからです。

今まで1人も紹介できなかった人は、今一度正しいタイミング、商品で戦えていたのかを思い出して欲しいです。

もちろんタイミングと商品が良くても稼げない人は出てしまいます。それは仕方のない事なのかもしれません。

ただし、勝負する前提としては間違いなく正しいタイミングと商品で戦って欲しいですね。これだけで難易度がかなり変わるというのは事実です。

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