今回はHyundai Digital Asset Currency(DAC)についてのレビュー記事を書いていこうと思います。

Hyundai Digital Asset Currency(DAC)とは

最初に明記しておきますが、自動車大手のヒュンダイとは全く関係のないコインです。名前が紛らわしいので気をつけてください。

7/1 追記: コメント欄にてご指摘が有り、「Hyundai BS&C」に関してはヒュンダイ創業者一族の孫が創業したということで、全く無関係なわけではないとのことでした。誤配信の件お詫び申し上げます。

ブロックチェーンと量子乱数技術(Quantum Random Number Technology)を応用して作られた暗号通貨のようです。このあたりの理解にはある程度の専門知識が必要ですね…。

AEGIS

IoT機器と機器間、機器とユーザー間の相互認証の過程でブロックチェーン2.0の技術を使用した認証アーキテクチャモデルだそうです。過去の公共料金の支払いからライフパターン分析をして、自動的にIoTデバイスを制御するようです。韓国で特許を取っているようです(No. 10-1678795)。

EVA SYSTEM

EVA SYSTEMを使うと、送金がより簡単に、速く、そして安くなるようです。

Japan IT Weekへの出店

5月10日~12まで東京ビッグサイトで開催していた第26回Japan It Weekに出店しています。

活動実績があることが確認できます。

運営企業に関して

「Hyundai BS&C(hd-bsnc.com)」と「Double Chain(doublechain.co.kr)」が協力して開発し、「Korea Degital Exchange(kdex.kr)」が主催している独自暗号通貨のようです。

上記の3つの企業を見てみることにします。

Hyundai BS&C

ITサービスと建設の二本柱で事業をしている企業です。CEOは「Hyu Won Lee」という人物。

会社の創業は2008年11月、ドメインは2009年3月12日取得と、それなりに歴史のある会社のようです。

連絡先も住所も公開しており、真っ当な企業です。

Double Chain

今回のDACを仕掛けている企業です。CEOは「Samgoo Chun」という人物です。英語名で「William Chun」とも名乗っているようです。

ドメイン情報にも名前が載ってます。取得日は20[email protected]otiontreei.com」になってますね。

これについて調べると、会社の歴史がサイト上に載っていました。

2014年に「MotionTreei Co., Ltd.」としてベンチャー企業を創業、CoinNet(アプリとして出てきます)というブランドを立ち上げています。2016年にはMSIP(Ministry of Science, ICT and Future Planning)主催の「global SW competition」で賞を取っているようです。この時社名をDouble Chainに変更。

このようにHyundai BS&CとDouble Chainが提携していくという写真が載っています。

Korea Degital Exchange

Double Chainが運営しているサービスのひとつとしてKorea Degital Exchangeが立ち上がっています。DACの広報などはこちらが担当しているようです。CEOはキム・ヨンホ(김용호)という人物です。

ドメイン情報を見ると、登録日が今年の3月21日と非常に新しいことがわかります。登録者はDouble Chainになってますね。

アプリについて

2つのアプリを出しているようです。

まずWalletや決済などに使えるCoinNetというアプリ。開発者の名前がDouble ChainのCEOである「Samgu Chun」になっています。MotionTreeiとして創業してから最初に作ったものでしょう。

そしてこちらはDACを保管できるウォレット。「Korea Degital Exchange(韓国語表記)」の名前で出ています。

ICOスケジュール

一応載せておきます。

Hyundai Digital Asset Currency(DAC)総評

まず、企業の所在地、連絡先はもちろん代表者の顔と名前も明らかにしており、活動記録もあるため、案件としては真っ当です。少なくとも詐欺ではない分、投資を検討する余地はあります。

注意点としては、このICOは創業3年ほどのベンチャー企業が仕掛けているというところです。実績が少ないという意味ではリスクを伴うかと思われます。

もう一つ重要なこととして、IoT機器とフィンテックの組合せというかなりの専門性が求められる分野の投資であることを認識しておくべきでしょう。投資する前に「何をやっているのか」をよく理解する必要があるかと思われます。

Sponsored by Team Ruka