話題のクローバーコインですが、ついに最後の砦である道銀の口座も凍結される事態となりました。

さすがに全銀行口座が凍結されるとなるとビジネスの継続ができないと思いますので、これにて事実上の終焉となるでしょう。

今回はそんなクローバーコインの歴史を振り返ろうと思います。

クローバーコインの運営陣

クローバーコインを広めているのは48ホールディングス株式会社です。

この会社は、以前はコスミックインターナショナル株式会社、AFDホールディングス株式会社という名前でした。2015年12月1日から48ホールディングス株式会社という名前になりました。

48ホールディングスの代表取締役兼会長である「淡路明人」氏は、以前は淡路哲州という名前で活動しておりました。

この人物は以前「ワンミリオンネット株式会社」を経営しており、5000万円の投資を集め、そのまま飛んだ過去があります。最近の人はネットで悪評が立つと名前を変えるようですね。

そしてクローバーコインを実質広めているのは中田義弘氏です。

この人物は会員から崇拝されており、色々な事を言われておりました。

  • パラオの航空会社のオーナー
  • NTTドコモを立ち上げた
  • クリスラーセン(リップル社の会長)と友達
  • 国連、政治家、裏の人と繋がりがある
  • 日本で最初にビットコインを持ち出した人物
  • 鼻から水素

どこまで本当なのかはわかりませんが、早期にビットコインを広めていたことだけは事実のようです。

最後の方は、シンクタンクの「片田徹郎」という人物の動画がネット上で話題になっていました。この人物は過去にmfaceというねずみ講の詐欺も広めていたようです。

クローバーコインについて

発足当初は20%がリップルで保全された仮想通貨として売られていました。

  • これからリップルの価値が少なくとも100円になる、100倍になる
  • リップルは個人が買えない、よつばでしか買えない
  • 20%がリップルで保全されているクローバーコインを買えば実質リップルを買うことができ、大儲けできる

といった説明がされていました。

後々デビットカードも絡めてATMで出金できるようになるという話や、クローバーコインの使用用途としてゲームアプリやネットショッピングの話が出てきました。

そして後に本物の暗号通貨であるニュークローバーコインとやらの話も出てきました。

しかし最終的にはリップルでの保全もやめ、クローバーコインはポイントという事になり、ポイントでサプリを買えるという話にすり替えられました。ニュークローバーの話も結局どうなったのかよくわかりません。

そして注目すべきはよつばによる誇大広告、不実告知の嵐です。

  • オリンピックのユニフォームのロゴが48になる?
  • 日体大、青山大のゼッケンに48の名前?
  • 全XRPの9%を保有?
  • テレビCMが流れる?
  • サムスン、LGとの提携?
  • メルカリとの提携?
  • グランドオープン時に猫ひろし、平沢議員などの祝花があったが本人達が送っていないと否定
  • ニュークローバーコインの初値50円と出るが根拠なし

これらすべて偽りだったと言えます。

そして今年に入り、ゆうちょ銀行の口座が1度凍結され、一旦は解除されるものの再び凍結されました。

会社のサイト上には、今まで散々儲かると煽ってきたくせに「クローバーコインは投資ではない」という言葉が載るようになりました。

そして国税庁、消費者庁が強制調査に入った後に、三井住友銀行、北洋銀行が凍結。

この時点でコミッションの支払いが困難になったというメールが入り、残る最後の北海道銀行もついに凍結となったようで、事実上営業ができない状態になったと言えます。

クローバーコインの問題点

まずコミッションの支払いが購入額の60%だったという点です。末端会員の出資額を上位会員に配当している仕組みを取っている時点でねずみ講と同じであり問題なのですが、それにしてもコミッションの額が大きすぎます。

また自分でクローバーコインを買ってもタイトルを達成できるため、周りでも借金をしてまで購入した人達が非常に多かったです。正直、借金してまで買ったクローバーコインでサプリが大量に買えるという結末に心が痛みます。

そして、個人がリップルを買うことができないと説明されていたのも大きな問題です。リップルは普通に取引所で購入できます。

クローバーコイン購入額の20%がリップルになるということでしたが、これは1万円の投資に対して2000円しかリップルを買い付けできていないということであり、価値が5倍になって初めてトントンになるという話です。

常識的に考えるとかなり不利な投資なのですが、セミナーではリップルは今後100倍になると言われていたので多くの人が購入したようです。

そして、面白いことに本当にリップルが爆上げし、クローバー会員は歓喜したのも覚えています。

今後ちゃんとリップルに換金できるのかどうかはまだわかりません。

クローバーコイン総括

おそらくリップルに乗っかってねずみ講をやろうという魂胆で始めたんだと思います。しかし暗号通貨関連の法規制が進む中で続行が難しくなったのではないでしょうか。

そのコミッションの多さから紹介者に多額の出資を煽り、不実告知、誇大広告が横行し、タイトル欲しさに借金をする人もおり、ねずみ講の負の部分が全面に出たスキームだったと思います。

クローバーコインに関しては結構な金額が集まっているため、今後ニュースとして取り上げられるかもしれませんね。

最後の最後まで見守っていきましょう。

関連コンテンツ

コメントをどうぞ

※URLを含む投稿はスパムフィルターに引っかかる可能性があります。その場合はhttp://の先頭のhを抜いて再度投稿ください。