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今回はBitClub Network(ビットクラブネットワーク)のレビュー記事を書こうと思います。

ビットクラブネットワークとは

ビットコインのマイングで利益を出し、投資家に配当するようです。

大抵のHYIPはマイニングをしているということ自体が嘘ですが、ビットクラブの場合はどうやら本当にマイニングしているようです。

btcminingshare

このように第三者機関にてしっかりとBit Club Networkと記載されていますね。

BitFuryとの提携

更に、BitFuryとの提携もしており、2社を合わせたマイニング量になります。これも本当のようです。

では大丈夫なのかというところですが、じっくり見ていきたいと思います。

ビットクラブネットワークへの参加

このスキームに加担するには、初期費用が99ドルかかります。その後3つのマイニングプールを選んで投資することになります。

マイニングプール1:

500ドル投資し、1000日間マイニング報酬を受け取ることができます。配当の50%は再投資されるようです。

マイニングプール2:

1000ドル投資し、1000日間マイニング報酬を受け取ることができます。配当の40%が再投資されるようです。

マイニングプール3:

2000ドル投資し、1000日間マイニング報酬を受け取ることができます。配当の30%が再投資されます。

また、3500ドル払ってすべてのマイニングプールを購入すると、Founder Member(創設者メンバー)になることができるようです。

ビットクラブネットワークの報酬プラン

自分の下に右と左のグループを伸ばしていく、バイナリープランが採用されています。報酬を受取るためには、最低でも2人紹介しないといけません。

バイナリープラン

自分のダウンが

  • 500ドル(マイニングプール1)の投資で1ポイント
  • 1000ドル(マイニングプール2)の投資で2ポイント
  • 2000ドル(マイニングプール3)の投資で4ポイント

貯まります。

そして左側で20ポイント、右側で20ポイントが貯まると、400ドルもらえるようです。

マッチングボーナス

自分が出した紹介者が上記の400ドルサイクルを達成すると50ドル貰えます。

紹介者の紹介者が400ドルサイクルを達成すると、更に50ドル貰えます。

2段(2世代)まで有効なようです。

レベルアップチームインフィニティボーナス

これはちょっとややこしいです。

自分が直紹介した最初の2人はチーム1に入ります。チーム1の人が投資した額の15%が自分に入ります。

自分から出た3、4、5人目の紹介者は、チーム2に入ります。

チーム2の人が投資した額の20%が自分に入ります。そしてチーム2の人が紹介したチーム1の人が投資した額の5%が自分に入ります。

自分から出た6、7、8人目の人は、チーム3に入ります。チーム3の人が投資した額の25%が自分に入ります。また、チーム3の人が出したチーム1の人が投資した額の10%が自分に入り、チーム2の人が投資した額の5%が自分に入ります。

自分から出た9人目以降の人はチーム4に入ります。チーム4の人が投資した額の27.5%が自分に入ります。チーム4の人が出したチーム1の人が投資した額の12.5%が自分に入り、チーム2の人が投資した額の7.5%が自分に入り、チーム3の人が投資した額の2.5%が自分に入ります。

ビットクラブに関わる話

ここからはこの案件にまつわる話をまとめてみたいと思います。

関係者について

どうやら「Russ Medlin」という人物がビットクラブの創設者のようです。

russmeline

この人物は過去に2回逮捕歴があります。

russmedlincrime

一度目は2006年3月2日に強制わいせつ行為で、2度目は2008年6月4日に児童ポルノ所持で逮捕されています。

過去の経歴で人を判断すべきではないでしょうが、頭に入れておくべきだとは思います。

Our Members Loves us…の画像

今は画像が表示されないのですが、昔は画像がありました。

bitclubregisterpic

この右下の人の写真がレイプ犯の画像になっています。

bitclubrepist

bitclubmonica bitclubmike

Our Member Loves usのところには、上記の2人の人物の写真もありました。これについても出処が特定されております。

要するにどこかから勝手に引っ張ってきた画像を使ってるということです。

参考: Bitcoin Forum

Zeek Rewardsの影あり

この案件ですが、Zeek Rewardsというポンジスキーム(後に裁判沙汰になっています)に関わっていたT. LeMont Silverという人物が、早期にトップリーダーとして名乗りを上げて活動しているようです。

Silver氏の名前が確認できると思います。

他にもZeekに関わっていたDirson E. Jimenezという人物が早期にビットクラブに関わっていることから、何らかの関係があることが伺えます。

SECに登録できず

どうやらビットクラブはSEC(米国証券取引委員会)の登録に失敗したようです。

マイニングをしている事も事実であることから、普通は問題なく審査が通るはずです。

しかし結果として落ちたということは、やはりビットクラブには何か問題があるのでしょう。

本当にマイニングだけで配当できているのか

ビットクラブに関してはここが最大の論点になるかと思います。もしマイニングのみで配当できない場合はポンジスキームになります。ポンジスキームである場合は、新規会員が滞った時点で配当がストップし、スキームが崩壊します。

私はポンジスキームだと見ています。第一に、マイニングには設備投資、電気代、冷却コスト、回線料金などがかかります。加えてこのスキームでは紹介コミッションも払い出さなければなりません。それを考慮すると、増え続ける現行会員すべてにマイニングのみで回し続けるのは数字的に不可能だと見ています。

ビットクラブの上手いところは、本当にマイニングをしているところです。実際はマイニングからの配当と、新規会員が投資したお金からの配当を上手く織り交ぜていそうです。そのおかげで一見詐欺に見えにくく、加担する人が大勢いることでしょう。

海外ネットでもポンジなのかそうではないかが度々議論されていますが、世論的には圧倒的にポンジスキーム判定に傾いています。

Alexaで見ると

bitclubranking

2017年3月9日現在、日本からのアクセスが一番多いです。スキームが崩壊した場合、被害額はそれなりに出るでしょう。

ビットクラブネットワーク総評

記事を書くのにおそらく一番時間がかかった案件です。

この案件は実際にマイニングをしていることが証明できることから、どこにでもあるバレバレの嘘で塗り固められたハイプ案件とは一味違います。

しかしやはりもろもろのコストを考えると、マイニングのみで配当し続けるのは無理があると思います。よってマイニングからの配当と、新規会員が投資したお金を既存会員に配当する、ハイブリットなポンジスキームであると見ています。しかし確実ともいえる証拠もない、そのような極めて難しい案件です。

ですが、スキームに早期に加担している人達が元々ポンジスキームを広めていたりといったところ、SECに登録できなかったといったところで、非常に疑わしいことには違いありません。というかほぼ黒でしょう。

はっきりと言えるところは、紹介コミッションの払い出しに関して、新規会員が投資したお金が上位会員に配当されるという構造になっており、典型的なねずみ講の形式になっています。

このような報酬プランだと、十分な説明がないまま射幸心を煽ってスキームに加担させ、ダウンにも同じことをさせるといった終わりなき連鎖が起きがちです。

くれぐれもご注意を。