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今回は国産MLMであるロイヤルカスタマーズクラブ(またはD-BAC)のレビュー記事を書きたいと思います。

ロイヤルカスタマーズクラブとは

株式会社KRAISというところが運営しています。

主力製品はバカラの攻略ソフトであるD-BAC、それに加えてウォレットサービスと独自の暗号通貨も開発しており、統括してロイヤルカスタマーズクラブという感じらしいです。

入会するには、4万9800円の入会金が必要です。7口以上購入する場合は、一口あたり2万9800円となるようです。

月々1万2960円の会費を支払う必要があります。

ひとまず主力製品であるD-BACから順番に説明してみようと思います。

D-BACとは

バカラの攻略ソフトらしいです。

バカラとは、もの凄く簡単に言うとバンカーかプレイヤーか引き分けかの3パターンに賭けるギャンブルです。

単純なギャンブルなのですが、基本的に1%ほど期待値がマイナスになるようです。この分がカジノ側の利益になります。

つまり100円を賭けると99円が戻ってくるということです。もちろん短期的には勝ち負けがあるでしょうが、10万回、100万回と試行回数を重ねるとだいたいこのような期待値になります。

引き分けに関しては期待値が-14%ほどと、かなり分が悪い勝負になっています。

期待値がマイナスの勝負をずっと繰り返すと、基本的には資金が減っていきます。

カジノに勝てるのか

では俗に言うバカラ攻略法は存在するのかというところを書いてみます。

バカラに限らずですが、カジノは基本的に運営が儲かるように調整されています。カジノもビジネスなので仕方ないです。しかしマーチンゲール法というものを使えば勝てる可能性はあります。

マーチンゲール法とは

バカラでも何でも良いのですが、一度負けたら掛け金を2倍にして賭けます。次に負けたらまた倍にします。勝つまで倍々を繰り返していくことで、勝った時にすべて取り返してプラスにする事ができます。

すべて取り返したらまた掛け金を最初に戻します。

この方法であれば理論上は期待値がマイナスでも勝てます。ただし前提条件があります。

  1. 資金を無限に持っている事
  2. 掛け金の上限が定められていない事

まず1について考えてみます。例えばバカラで例えると、負ける確率はだいたい2分の1です。2分の1で10回連続で負ける確率はだいたい0.098%になります。20回連続で負ける確率は、0.000095%になります。

30回、40回連続としても、確率は限りなく低くなりますが、決して0にはならないというところがポイントです。やってることは損失の先送り行為です。もし仮に30回連続で負けても耐えられるくらいの資金管理をして挑んだとしても、無限の試行回数ではいつかは必ず破産します。

簡単に表現すると、○○万回に1回破産するボタンを押し続けるということです。

資金が無限だということは事実上ありえないので、マーチンゲール法は破綻してしまいます。しかし言い換えればカジノ側の資金も無限ではないので、カジノ側の資金よりも圧倒的に上回る資金を持っていればカジノを破産させる事はできるかもしれません。

次に2についてですが、カジノは基本的に掛け金の上限を定めています。なぜ定めているのか、それは言うまでもなくマーチンゲール法をさせないためです。

カジノ側も、とんでもない大富豪が訪れてマーチンゲール法をやられるのは非常に恐いのです。カジノを破綻させるために全世界からお金を集めだす猛者もいるかもしれません。しかし、掛け金の上限を定めてしまえば、プレイヤーがその上限分負けた時点でカジノ側の勝利は確定します。

ということで、資金が有限であること、掛け金の上限が定められている事がある限り、資金管理法だけではカジノでは勝てません。

D-BACの手法

ダランベール法を採用しています。

ダランベール法とは、負けると資金を緩やかに増やし、勝つと資金を緩やかに減らしていく手法です。

長い目で見ると確率は2分の1に収束するので、連敗のあとは勝つ確率が高まるといった考え方をベースにしているようです。

しかし、これは確率の世界ではギャンブラーの誤謬(ごびゅう)して知られています。

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)とは

例えばコイントスで、表が5回連続出ました。次はどちらに張りますか?って問題があると、5回連続で表が出たならそろそろ裏が出ても良い頃…といった思考に陥りがちです。

しかし実際のところは、次のコイントスでも表(裏)が出る確率は2分の1と変わらないのです。ここに確率の認識の違いが出ます。これをギャンブラーの誤謬といいます。

5回連続で表が出ようが、10回連続で表が出ようが、次に表が出る確率は2分の1です。10回連続表が出ようが、100万回の試行回数の中では単なる誤差だったという認識に過ぎなくなります。

よって負け続けると掛け金を増やし、勝ちだすと掛け金を減らすダランベール法は統計的には有効な手法ではありません。

100%言い切りますが、D-BACを使っても勝ち続ける事は絶対にできません。

そもそも勝ち続けられる方法があったとして、カジノ側が対策をしないわけがありません。

GMコインとDBコイン

D-BACとは別に、独自の暗号通貨も発行しているようです。

GMコインは電子マネー的なもので、DBコインという独自の暗号通貨に交換できるようです。

「Using Coing Club」というグルーポンのような通販サイトの立ち上げを計画しているようです。

暗号通貨はそこでの買い物に使用することになります。

iWalletについては、詳細はわかりませんでしたがおそらくDBコインを管理するウォレットだと思っています。

ロイヤルカスタマーズクラブの報酬プラン

ユニレベルとバイナリーの2つのプランがあるようです。

ユニレベル

入会金が配当されます。

自分の紹介を1段目と数えて、その人の紹介の紹介…と最高で11段(世代)まで取れるようです。

自分が出した紹介数に応じて取れる段数も変わってきます。

  • 1段目…25000円(1人紹介はここまで)
  • 2段目…500円
  • 3段目…500円
  • 4段目…500円(2~4人紹介はここまで)
  • 5段目…500円
  • 6段目…500円
  • 7段目…500円
  • 8段目…500円(5~7人紹介はここまで)
  • 9段目…500円
  • 10段目…500円
  • 11段目…500円(8人以上紹介はここまで)

また、3段以内の人がiWalletの口座開設をすると報酬が貰えます。

  • 1段目の人が口座開設…5000円
  • 2段目の人が口座開設…3000円
  • 3段目の人が口座開設…2000円

バイナリー

自分の下に左右のグループを作り、伸ばしていきます。

左右で少ない方のグループの売上の20%を貰えるようです。

また、別にサービスポジションというものも同時に走っています。こちらは会社が登録の先着順で自動でバイナリーの組織を振り分けていくものになります。

タイトル

ロイヤルカスタマーズクラブにはタイトル制度があります。

  • エージェント…直紹介2人以上+バイナリーで左右に7人ずつアクティブな状態で2ヶ月経過で達成
  • ダイヤモンド…直紹介3人以上+ユニレベルで3系列にエージェントを育成で達成
  • ジャック&クイーンダイヤモンド…直紹介5人以上+5系列にダイヤモンドを育成+月額使用料売上が単月で300万ポイント以上で達成
  • キングダイアモンド…直紹介8人以上+6系列にダイヤモンド育成+それ以外の系列でジャック&クイーンダイヤモンドを育成+月額使用料売上が2ヶ月連続で1000万ポイント以上で達成

ジャック&クイーンダイヤモンド以上のタイトル者には、月間のGMコイン総売上ポイントの10%を均等分配するようです。

ロイヤルカスタマーズクラブ総評

まず主力製品であるD-BACですが、

  • バカラには掛け金の上限が設定されている
  • 発想がギャンブラーの誤謬に陥っている

という点で、継続的に勝ち続ける事ができないソフトであると見ています。

よってこのソフトを使用するために入会金4万9800円、月会費1万2960円を払うのはちょっと考え直した方が良いと思います。

報酬プランについては、まず入会金の高額な配当が目につくところです。直紹介の人が払った入会金の約半額にあたる2万5000円の配当に加え、500円×10段の計30000円が配当されます。これは入会金のうちの約60%を配当していることにあたります。

また、バイナリープランでは自分の下の会員が払った月会費をそのまま配当しています。両者共に、誘った人数=収入となり、限りなくねずみ講に近いスキームになっています。というかアメリカあたりの価値観だとねずみ講です。

そもそもソフトウェアの使用料なので、健康食品のように材料費がかかるわけでもありません。そんなに多く月会費を請求する必要が本当にあるのでしょうか。

GMコインないしUsing Coing Clubについては、別に日本円での流通で全く問題ないでしょう。投機目的でコインを買ったとしても、通販サイトが流行らなければみんなが売りたいばかりで価値が暴落します。そもそも誰もコインを買わないのであれば売ることもできません。

注意が必要かと思われます。