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今回は最近伸びてきているWWCウォレットのレビュー記事です。前に簡易的に記事を書いたことがあるのですが、再度投稿しようと思います。

WWCウォレットとは

運営会社はWWC(ワールドワイドキャピタル)というところで、スコットランドの金融センターから生まれた金融総合事業グループだそうです。CEOはFRANCISCO LEMA BEECHという人物。

事業内容は「WWCウォレット」というモバイルウォレットサービス。マルチカレンシー対応で、マスターカードも発行できるようです。簡単に言えばチャージして使えるプリペイドカードです。

また、Green BOX(グリーンボックス)というプラットフォームを展開予定で、

  • ゲームアプリ
  • バイナリーオプション
  • FX
  • ゲーミングカジノ
  • パチスロ・ロト
  • 会員限定ショッピングモール
  • 会員限定バイヤーズモール

といったものとウォレットを連携できるような体制も整えていくようです。現在はバイナリーオプションができるようです。

金額はユーロで計算され、月初に見直されるようです。現在は1ユーロ120円で計算されているようです。

初期費用は399ユーロ(約47880円)+2000円の代行手数料、年会費が99ユーロ(約11880円)かかります。

ウォレットで扱うコイン(電子マネー)

3種類のオリジナルのコインがあります。

  • Mix Coin
  • WWC Coin
  • FUN Coin

Mixコインは紹介した時などのボーナス受取用です。WWCコインから、プリペイドカードにチャージすることができます。FUNコインはバイナリーオプション専用のコインです。どれも1Coin=1EURとして計算されます。

現金からWWCウォレットへのチャージ

おそらくWWCコインを買うことになりそうですが、調べてもよくわかりませんでした。どのようにチャージするのか、情報をお持ちの方がいればコメント欄にて教えていただけると助かります。

チャージ、送金、出金手数料

Wallet内で別のコインへと変える場合は、以下の手数料がかかります。

  • MixコインからWWCコイン…無料
  • MixコインからFUNコイン…無料
  • WWCコインからMixコイン…移動不可
  • WWCコインからカードチャージ…2%
  • WWCコインからFUNコイン…無料
  • FUNコインからWWCコイン…移動不可
  • FUNコインからMixコイン…移動不可
  • FUNコインからバイナリーオプション…無料

カードチャージに2%の手数料がかかるという点と、FUNコインにするとWWCコインに戻せないという点は押さえておいた方が良いかと思います。

同一コインのWallet間送金もできます。FUNコインの送金は手数料無料ですが、MixコインとWWCコインに関しては手数料が0.5%かかります。

また、チャージに関してはWEB購入、Pos購入という欄があり、100万円以下でそれぞれ1.5%、2%の手数料がかかります。100万円以上であればそれぞれ1%の手数料がかかります。どのようにして購入するかはわかりませんでした。

ATM出金手数料は、国内であれば1.5%、海外であれば2%かかります。

カード間送金というものもあり、500円かかります。10万円を越えると0.5%かかります。

WWCウォレットの報酬プラン

このウォレットにはMLMがついています。受け取るボーナスは上記のMixコインでやりとりされるようです。Mixコインの単位はMXCで、1MXC=1EUR(120円)です。

ボーナス内容は、

  • スポンサーボーナス
  • サクセスボーナス
  • バイナリーボーナス
  • レベルディストリビューションボーナス
  • ボリュームシェアボーナス
  • EX特別Stepボーナス

の6種類があります。

スポンサーボーナス

1人が登録すると、280ポイントとして計上されます。

直紹介を出すと、280ポイントの15%分である42MXC(約5040円)がスポンサーボーナスとして貰えます。

サクセスボーナス

直紹介人数が4人増えるごとに、148MXC(約17760円)ずつもらえます。

バイナリーボーナス

左右にグループを伸ばしていき、少ない方の15%を貰えます。

1人登録すると280ポイントなので、左右で1:1を作ると42MXC(約5040円)が貰えます。

レベルディストリビューションボーナス

ウォレットにチャージした時の額の2%の手数料が「パーソナルマージン」としてアップラインに配当されます。

通常貰えるレベルマージンと、EX会員限定のレベルEXマージンがあります。

レベルマージン

ユニレベルで、段数に応じてパーソナルマージンのいくらが配当されます。紹介した人数によって取れる段数が変わります。最低でも2人以上紹介していないと貰えないようです。

  • 1段目…5%
  • 2段目…3%(2人以上紹介はここまで)
  • 3段目…3%
  • 4段目…3%(4人以上紹介はここまで)
  • 5段目…3%(9人以上紹介はここまで)
  • 6段目…3%(14人以上紹介はここまで)

レベルEXマージン

EX(4人直紹介もしくは5ポジション登録)を直紹介で2組以上出し、かつ毎月100EUR(約12000円)をチャージ、年会費を払っていれば、レベルEXマージンが受け取れます。

こちらもパーソナルマージンを受け取れます。

  • 1段目…5%
  • 2段目…5%
  • 3段目…5%(EXを2組紹介するとここまで、パール)
  • 4段目…5%(EXを4組紹介するとここまで、エメラルド)
  • 5段目…5%
  • 6段目…5%(EXを6組紹介するとここまで、サファイヤ)
  • 7段目…5%(EXを8組紹介するとここまで、ルビー)
  • 8段目…5%(EXを10組紹介するとここまで、ダイヤモンド)
  • 9段目…5%(EXを12組紹介するとここまで、レッドダイヤモンド)
  • 10段目…3%
  • 11段目…3%(EXを14組紹介するとここまで、ブルーダイヤモンド)
  • 12段目…3%(EXを16組紹介するとここまで、ブラックダイヤモンド)
  • 13段目…3%
  • 14段目…3%
  • 15段目…3%(EXを20組紹介するとここまで、クラブチーム)
  • 16段目…2%(EXを22組紹介するとここまで、グローバルクラブチーム)
  • 17段目…2%
  • 18段目…2%(EXを24組紹介するとここまで、エリートクラブチーム)
  • 19段目…3%
  • 20段目…3%(EXを28組紹介するとここまで、ブランドクラブチーム)

※右側のパールなどの記載は、規定のEXの数で昇格するタイトル名です。

ボリュームシェアボーナス

グリーンボックスのサービスを使用した時のキャッシュバックボーナスです。現在はバイナリーオプションで取引した額の何%かをキックバックしているようです。

まず自分の月間の取引額に応じてタイトルが決まり、規定の額が自分にも返ってきます。

  • 3000~6000ユーロの取引…取引額の0.3%を還元、ブロンズA
  • 6001~10000ユーロの取引…取引額の0.5%を還元、ブロンズB
  • 10001~60000ユーロの取引…取引額の1%を還元、シルバー
  • 60001~100000ユーロの取引…取引額の1.5%を還元、ゴールド
  • 100001~200000ユーロの取引…取引額の2%を還元、プラチナ
  • 200001ユーロ以上の取引…取引額の2.5%を還元、アンバサダー

※ブロンズAなどは、バイナリーオプション内で使用されるタイトルです。

そしてダウンラインが受け取った還元額の何%が、ユニレベルで入ります。上記のタイトルに応じて取れる段数が決まります。

  • 1段目…10%
  • 2段目…10%
  • 3段目…5%
  • 4段目…5%(ブロンズA、Bはここまで)
  • 5段目…5%
  • 6段目…5%(シルバーはここまで)
  • 7段目…5%
  • 8段目…5%
  • 9段目…5%
  • 10段目…5%(ゴールドはここまで)
  • 11段目…5%
  • 12段目…5%
  • 13段目…5%
  • 14段目…5%
  • 15段目…5%(プラチナはここまで)
  • 16段目…3%
  • 17段目…3%
  • 18段目…3%
  • 19段目…3%
  • 20段目…3%(アンバサダーはここまで)

2048組限定EX特別Stepボーナス

先着2048名がEX(直紹介4人もしくは5ポジション登録)になると、2ndステージというところに入ります。ここでは組織が先着順で自動的に振り分けられていきます。

自分、EXの人1、EXの人2でトライアングル(おそらくバイナリーで振り分けられ、左右に1:1が付いた状態)が形成されると、3rdステージに行きます。

更に3rdステージ同士でトライアングルを形成すると、インベスターになれます。

インベスターになると、自分のポジションが分割され、再び2ndステージに配置されます。

ここで、2種類の分割方法を選べるようです。

  • シングルタイプ…300ユーロ(約36000円)が報酬として発生し、3個分のポジションが2ndステージへ再投資されます。
  • ダブルタイプ…500ユーロ(約60000円)が報酬として発生し、2個分のポジションが2ndステージへ再投資されます。

例えばシングルタイプで分割し、3個分のポジションが再びインベスターになった場合は、300×3=900ユーロ貰え、次の分割で27個分のポジション数になります。ダブルの場合は1000ユーロ貰え、次の分割で8個分のポジション数になります。

これは初期にEXになった2048人しかできず、その後にEXになった人は2ndステージでは会社のポジションという扱いになり、2048人の下に付くだけになります。

2048組の人は、簡単にいえば新規会員が増えれば分割されたポジションが再びインベスターになれますが、滞ればインベスターになれずに終了といった感じですね。

WWCウォレットの気になる点

気になる点はそれなりにあります。

  • ウォレットへのチャージ方法、手数料、使い方などの一番欲しい情報が少ない
  • 日本人運営の可能性が極めて高い
  • 会社住所や電話番号が記載されていない
  • 概要書面はあるのか
  • 2048組限定EX特別Stepボーナスは本当に凄いのか

ウォレットへのチャージ方法、手数料、使い方などの一番欲しい情報が少ない

ユーザーにとっては一番欲しい情報であるはずなのに、記載されている文献をほとんど見かけません。

記載されているのは会社がどうのとか、カードがどうのとか、報酬プランがどうのとかばかりです。正直ユーザーにとってはこんなものどうでも良い話です。

この場合、参加しているメンバーはほとんどが人を誘ってお金儲けしたいと考えている(ねずみ講をやりたい)人達であり、カードを使いたいユーザーではないということがわかります。

こういった、報酬プランしか推してこない案件は基本的に危ないので、安易に乗ると後悔することが多いです。そして商品性を推さないのは、肝心なカードについてのメリットは弱いと認めているようなものです。

だいいちカードチャージに2%の手数料がかかり、アップラインに配当されるくらいなら、普通にクレジットカードでも使った方がよっぽど得します。更にWWCウォレットは年会費もかかります。

使えば使うだけ損するカードを年会費を払ってまで使う人がどこにいるでしょうか。年会費無料で1%の還元率のクレジットカードなんて普通にありますからね。

日本人運営の可能性が高い

WWCに関しては、

  • http://www.wwc-wallet.com(WWCウォレットサイトとします)
  • http://wwc-gr.com(WWCキャピタルメインサイト1とします)
  • http://wwc-mgt.com(WWCキャピタルメインサイト2とします)

と、サイトが3つありますが、上の2つのサイトのソースコード内で日本語の表記が確認できます。

WWCウォレットサイト内

/wp-content/plugins/contact-form-7-add-confirm/includes/js/scripts.js?ver=4.3.3にて確認。

wwcjapanese1

また、メンバーログインページのソースコードにて、

wwcjapanese4

wwcjapanese5

日本語の言語(画像上)にするとしっかりと日本語に翻訳されているようですが、中国語の言語(画像下)にすると中国語に訳されず、英語のままです。

日本語にはしっかり対応し、中国語には対応せずです。

WWCキャピタルメインサイト1内

トップページに載せている画像のファイル名に日本語が使用されていました。

wwcjapanese2

英語だけしかないサイトに日本語表記があるという違和感は相当なものです。やはりおかしいですね。

WWCキャピタルメインサイト2に関しては日本語表記は見つかりませんでした。もし見つけた方がいましたらご連絡ください。

wwcjapanese3

日本人が作ったサイトである可能性が高いと見ると、このあからさまな翻訳は日本人運営だと悟られないためのカモフラージュでしょうか。

ドメイン情報を調べてみると、WWCキャピタルサイト1、2では「ENOM, INC.」というところで取得され、WWCウォレットサイトでは「123-REG LIMITED」というところで取得されています。また、ドメイン情報は非公開設定になっていました。

会社住所や電話番号が記載されていない

サイト内に、会社住所や電話番号の記載がありません。本当に実在するのか、信用に欠けます。

イギリス国内での会社登記簿(またイギリスか…)は存在するので、会社住所を見てみました。

wwcplace1

明らかに住宅ですね。内部の様子を載せているサイトもありました。

wwcplace2 wwcplace3

なかなか快適に住めそうな家です。とてもじゃないけど会社ではないですね。

概要書面はあるのか

MLMという形式で展開するには、特商法においては概要書面の交付が義務付けられています。WWCウォレットには概要書面があるようには思えません。

この場合日本での営業は法律違反にあたる危険性があります。

2048組限定EX特別Stepボーナスは本当に凄いのか

4人の直紹介(または自分が5ポジ登録)でEXになれるようです。わかりやすく4人の直紹介と限定した場合、EXだけでバイナリー10段を形成するためには、

  • 1段目…1(自分)×4人の直紹介=4人
  • 2段目…2×4=8人の増加が必要、累計で12人(ここで1人が3rdステージに)
  • 3段目…4×4=16人の増加が必要、累計で28人(ここで2人が3rdステージに、累計で3人)
  • 4段目…8×4=32人の増加が必要、累計で60人(ここで4人が3rdステージに、累計で7人)
  • 5段目…16×4=64人の増加が必要、累計で124人(ここで8人が3rdステージに、累計で15人)
  • 6段目…32×4=128人の増加が必要、累計で252人(ここで16人が3rdステージに、累計で31人)
  • 7段目…64×4=256人の増加が必要、累計で508人(ここで32人が3rdステージに、累計で63人)
  • 8段目…128×4=512人の増加が必要、累計で1020人(ここで64人が3rdステージに、累計で127人)
  • 9段目…256×4=1024人の増加が必要、累計で2044人(ここで128人が3rdステージに、累計で255人)
  • 10段目…512×4=2048人の増加が必要、累計で4092人(ここで256人が3rdステージに、累計で511人)

となり、511人が3rdステージに到達するまでに4092人の会員数が必要です。もう1段がすべて埋まり、もう512人が全員3rdステージに行くには更に4096人の会員数の増加が必要です。もう1段すべて埋まるには…といった感じで、後になればなるほど多くの会員数が必要であり、自分が3rdステージに進むのが難しくなります。

3rdステージでも1:1を作ればインベスター達成しますが、それではシミュレーションしてみましょう。

  • 1段目…1(自分)×4人の直紹介者(これが自分の段)+2×4(次の段)=12人の会員数が必要
  • 2段目…2×12=24人の増加が必要、累計で36人(ここで1人がインベスターに)
  • 3段目…4×12=48人、累計で84人(ここで2人がインベスターに、累計で3人)
  • 4段目…8×12=96人、累計で180人(ここで4人がインベスターに、累計で7人)
  • 5段目…16×12=192人、累計で372人(ここで8人がインベスターに、累計で15人)
  • 6段目…32×12=384人、累計で756人(ここで16人がインベスターに、累計で31人)
  • 7段目…64×12=768人、累計で1524人(ここで32人がインベスターに、累計で63人)
  • 8段目…128×12=1536人、累計で3060人(ここで64人がインベスターに、累計で127人)
  • 9段目…256×12=3072人、累計で6132人(ここで128人がインベスターに、累計で255人)
  • 10段目…512×12=6144人、累計で12276人(ここで256人がインベスターに、累計で511人)

ということで、511人のインベスターができるまでに12276人の会員数が必要です。インベスター達成後にリエントリーした場合、かなり多くの会員数の増加を待たないと再びインベスターになれない危険性があります。

8回インベスター達成するととんでもない額になりますが、絵に描いた餅に思えます。

WWC総評

だいぶ長くなりましたが、私が指摘したいのは以下の点です。

  • 年会費がかかる上にチャージすればする程損するカードを誰が使いたがるのか
  • カードへのチャージの仕方や、手数料に関する資料が少なすぎる
  • 日本人が運営している可能性が高い、そうだとしてなぜ日本人運営であることを隠す必要があるのか
  • 会社住所や電話番号、ドメイン情報が公表されておらず、登記簿に載っている住所は住宅になっている
  • 概要書面が交付されている様子がない、この場合日本での営業は違法にあたる
  • 2048組限定EX特別Stepボーナスは達成がかなり難しいように思える

現状は、ユーザーではなくネズミ講をやりたい人がこぞって参加しているイメージしかありません。この場合、トレンドが終わると組織は瞬く間に崩壊していきます。

会社情報もはっきり言って怪しすぎますし、ところどころに日本人の面影が垣間見れます。隠し方はまるでHYIPのそれに酷似しています。

この案件に関しては注意した方が良いでしょう。