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今回はSportArb(スポートアーブ)についてのレビュー記事を書いていきます。

SportArb(スポートアーブ)とは

ブックメーカーのアービトラージ(後述)で収益を上げ、投資家に還元しているそうです。

CEOはRonald Waldという人物であり、ドメイン情報(sportarb.com)を見てもRonald氏が取得していることが確認できます。

他の役員としては、シニア・ITエンジニアにSid Clive氏、カスタマーサービスにMitch Stew氏、トレーダーにAndres Martin氏となっています。それぞれにLinkedlnのアカウントも紐付けられております。

ブックメーカーのアービトラージとは

ブックメーカーでいうアービトラージを簡単に説明すると、各ブックメーカー間のオッズの違いを見て、チームAのオッズが一番高い業者(勝つとプラス)とチームBのオッズが一番高い業者(勝つとプラス)が現れた時に両方同時に賭けることでリスクなく収益を得られるというものです。

ブックメーカーとっては、アービトラージをやられると絶対に損になってしまうため、この手法の検出に躍起になっているところがあります。

例えばアービトラージをきちんとやろうとしたら、業者間のオッズの違いにより掛け金を微調整する必要があります。ベット毎に掛け金を細かく調整していたりすると、アービトラージとみなされて警告が来ることがあります。

実際、今ではブックメーカーのアービトラージはかなり難しくなっています。スポートアーブが本当に大金を集めてアービトラージで運用できるかは正直のところ疑問を抱かずにはいられません。

スポートアーブへの入会

  • ビギナー: 投資額25~499ドル、収益の60%を30日間配当
  • スターター: 投資額500~999ドル、収益の65%を45日間配当
  • ベーシック: 投資額1000~2400ドル、収益の65%を45日間配当
  • アドバンスト: 投資額2500~4999ドル、収益の65%を45日間配当
  • エキスパート: 投資額5000~2万4999ドル、収益の80%を90日間配当
  • パートナー: 2万5000~10万ドル、収益の90%を120日間配当

中途解約は25%の解約料を払えばできるそうです。

スポートアーブの報酬プラン

自分の直紹介を1段目(世代)、その人の直紹介を2段目という風に、4段まで構成されるユニレベルの報酬プランが用意されています。

  • 1段目(直紹介): 投資額の7%
  • 2段目: 投資額の3%
  • 3段目: 投資額の1%
  • 4段目: 投資額の1%

小売りはありません。

スポートアーブの気になる点

この案件については既に分析されているところもあります。調べた内容を書いていきます。

  • 本当に投資家が必要なのか
  • 会社住所の不思議
  • Ronald氏の所在地の矛盾点

本当に投資家が必要なのか

sportarbfaq

FAQを見てみると、2013年からアービトラージをしており、2016年から投資家を募集しはじめたと書いております。高利回りを実現させているのであれば、3年経過した今は既にとんでもない金額を稼いでいるはずですが、なぜ今頃になって投資家を募るのでしょう。

会社住所の不思議

FAQにイギリスにて会社登記がされていることが書かれております。この住所を調べてみると、同じ住所で登録された会社がいくつも見つかります。

この住所にて、会社登録の斡旋業でもやっているのでしょうか。

追記: コメントより、オフィスビルなので同一住所で多数の企業が出てくることが判明しました。

Ronald氏の所在地の矛盾点

登記簿に載っているRonald Wald氏の所在地はイギリスになっていますが、Linkedinにかかれている所在地はドイツになっています。

ronaldlocation2

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この矛盾点で、一気にRonald氏の存在が怪しいものになります。

SportArb(スポートアーブ)総評

ブックメーカーのアービトラージ手法で、世界中からお金を集めて大金を運用するの無理だろうというのがまず一つです。

sportarbsecret

FAQより、アービトラージの取引履歴などは企業秘密のため公開できないということが書かれています。このことから投資家は会社が本当にアービトラージをしているのかどうかを調べる手段がありません。

もしこれが不可能であれば、新規入会者のお金を既存会員に配当するだけのポンジスキーム詐欺に該当します。というかポンジスキームでしょう。この場合、新規入会者が滞った時点で崩壊し、配当が停止します。

また、いくらLinkedinのアカウントを紐付けようが、経営陣が本当に実在している人物なのかはわかりません。CEOであるRonald氏の所在地の矛盾点など、不信感の多い企業です。

既に配当が停止しはじめているという書き込みもちらほら見かけます。どのみち長くは持たないと思います。注意してください。